「2人はずっと仲がいいの?」 ジェットコースターの順番を待っていると亮介が聞いてきた。 「まぁ・・・腐れ縁なんですよ・・・。」 栄多はそう答えた。 「腐れ縁ってなんだよ〜。親友に向かって!」 「そうだろ?いい加減縁を切りたいぐらいだ。」 「栄ちゃんがそんな風に思っていたなんて!」 滝はふざけて両手で顔を覆い、泣いているそぶりを見せる。 「本当に仲がいいんだね。」 そんな2人を見て亮介が言った。 「はい・・・まぁ・・・」 栄多が答える。 すると滝が栄多のわき腹を小突く。そして小声で話しかけた。 「何俺たちの仲アピールしてんだよ!目的が変わってるぞ!」 「目的って何だよ?」 「何って亮介さんにアタックだろ!」 「だからさっき言っただろ?まだ兄貴に俺の気持ちを伝えてないからそれはできない。」 栄多ははっきりと言い放った。 「だって栄ちゃんこんなチャンス今日はもうないかもしれないんだぜ?それでもいいのかよ?」 「いい。」 「はぁ・・・わかったよ。」 一向に考えを変えない栄多に滝が折れた。 「2人で何の話?何か相談事?」 2人の会話が気になったのか亮介が聞いてきた。 「いや、別になんでも・・・。」 栄多が慌てて誤魔化した。 すると一瞬亮介の顔が悲しそうに歪んだのを栄多は見た。
亮介さん・・・?
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 テーマ:自作BL連載小説 - ジャンル:小説・文学
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