「何だよ?その方法って。」 「ちょっと竜也君に手伝ってもらいたいんだけどいいかな?」 「会長が起きるなら何だってしてやる!」 「じゃ、少しの間目を瞑っててもらっていい?」 「え?ああ。」 それで会長が起きるならと竜也は何の疑いもなく従った。 「そのまま瞑っててね。」 「ああ。」 ガサガサと音がしたと思ったら唇に何かが当たった。 驚いて目を開けると目の前に圭の顔があった。 「ん――!?んんん!!!」 竜也は急いで圭を引き剥がした。 「なっ何すんだ初樹!!」 「はぁダメか・・・。いい方法だと思ったんだけどな、眠りの森の美女作戦。」 初樹は本当に残念そうに言う。 「何が眠りの森の美女作戦だ!こんな目に遭わせやがって!!」 「減るもんじゃないんだからいいでしょ?・・・もしかしてファーストキスだった!?」 「悪いかよ!!もぅ最悪だ!!」 竜也の目に涙が滲む。 「ごっごめん、ごめん。」 「謝って済ませて堪るか!」 竜也は今にも初樹に殴りかかりそうだった。 「竜也君って結構そういうの気にするんだね。」 竜也を抑えながら初樹は言った。 「な!・・・そうだよな・・・何俺こんなに気にしてんだろ。バカらし・・。」 竜也は冷静になり、初樹から離れた。 その時誰かが部屋に入って来た。
「も〜何やってんの?遅刻するよ!」
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 テーマ:自作BL連載小説 - ジャンル:小説・文学
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