Homesweet dream 【終了】> sweet dream54

sweet dream54

2008.10.12 Sun

 「・・・んぱいに見られました・・・。」
 「え?」
 竜也が何かを呟いたが小さすぎて圭は聞き取る事ができなかった。
 「香時先輩に見られたんですよ・・・」
 「ええ!」
 竜也が呟いた内容がわかると圭は驚きの声を上げた。
 「香時が来たのかい?」
 「・・・はい。それと多分変な誤解されました。会長どうしましょう!香時先輩の事だからきっと学校中に言いふらしますよ!」
 「落ち着いて、竜也君。大丈夫だから。僕が香時のその変な誤解を解いてあげるよ。」
 圭は動揺している竜也を宥めた。
 「あ・・はい。会長が解いてくれれば大丈夫ですね・・・。すみません、俺、焦りで頭混乱して・・・。」
 そんな竜也を引き寄せて頭を撫でた。
 「・・・会長?」
 「こうやってると落ち着かない?」
 「落ち着くというより・・変な感じです。俺、そんなにガキじゃないですよ。」
 そう言いながらも圭の手の優しさを感じ、だんだんと落ち着きを取り戻していた。
 「ふふ、そうだね。」
 圭は竜也を離した。

 「・・・香時が来たって事は何かあったのかな・・・?」
 突然、圭が思い出したように呟いた。
 「・・そうですね。会長の事呼んでましたからそうかもしれません。」
 「一応行って来るか。」
 「じゃぁ俺はもう1回ステージ発表の方見てきますね。」
 「うん、よろしく頼むよ。じゃね。」
 圭は竜也に手を振ると教室を後にした。

 「俺も行くか・・・」
 竜也も圭に続き教室を出ようとすると誰かが入ってきた。
 「・・・飛鳥!?」
 入ってきたのは飛鳥だった。
 顔には明らかに怒った表情を浮かべていた。
 「・・・楽しそうだね。」
 「どこがだよ。忙しくて大変だ。」
 「そうじゃなくて会長と楽しそうだって言ってるんだよ。」
 飛鳥が竜也を睨み付けた。
 いきなり睨まれ竜也は怪訝そうな顔をする。




読んだ方は↓をクリックお願いします。

にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ


テーマ:自作BL連載小説 - ジャンル:小説・文学

コメント

コメント投稿

Private

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://0ch66x38325.blog95.fc2.com/tb.php/178-dd5fc27d
この記事にトラックバックする(FC2ユーザー)