「でもさ男だからとか女だからとかそういうのは関係ないんじゃないかな・・・?」 「え?」 「だってさ、そりゃ抵抗はあると思うけど好きになっちゃえば関係ないよ。」 「・・・会長は男を好きになったことがあるんですか?」 「はぃ!?」 竜也の思いもしなかった質問に圭は声が裏返るほど驚いた。 「会長・・・?」 「あぁ・・・ごめん。おっ俺用事思い出したからじゃ!」 言い終わるか終わらないか位に圭は部屋を出て行った。
会長、今『俺』って・・・
一方圭は部屋のドアの前でしゃがみこんでいた。
何を動揺してるんだ!
「まさかあんなこと聞かれるなんて思わなかった・・・。」 一度気持ちを落ち着かせ立ち上がった。 「まずいな・・・本気で好きかもしれない・・・」
「ねぇヒロ君、つまんない――――!!」 教室に帰ってきてから香時は宏幸にちょっかいを出していた。 「仕事があるじゃないですか!」 「仕事はつまんないよ!!圭もいないし竜也君もいない!!」 「初樹に言ってくださいよ。初樹が追い出したんですから。」 「初樹君はいいの!」
はぁ・・・この人は一体何なんだ・・・
「ただいま〜」 「圭!!」 「会長!!」 2人の声が重なる。 「仲良しだね2人は・・・。」 「圭、大丈夫?なんか心ここにあらずって感じだよ・・・。」 「え?そう?」 「会長戻ってきちゃったんですか?」 「あぁ初樹君。やっぱり僕も仕事しないと。文化祭が中止になっちゃうよ。」 圭は宏幸のところに行き積んであったプリントを何枚か取った。
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 テーマ:自作BL連載小説 - ジャンル:小説・文学
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